デジタル技術の活用及びＤＸ推進の取組状況について

しおじまクリニック

 

【DXの定義について】

DXとは「Digital Transformation（デジタルトランスフォーメーション）」の略称です。

経済産業省ではDXの意味を「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」 と定義しています。

 

【デジタル技術が社会や当院の競争環境に及ぼす影響】

デジタル技術の活用は、顧客満足度を向上させ、当院の競争力に対し好影響を及ぼす非常に重要な要素だと考えています。

具体的には以下の3点より、競合優位性が高まります。

 

  1. 労働生産性の向上

先端デジタル技術を使用した施術では、患者様の健康状態を常に自動で表示し、これまでアナログに紙面確認していた手間が省かれます。このことにより、診察時間が大幅に短縮され、院内の労働生産性を向上させます。

  1. 見える化の推進

先端デジタル技術を使用した施術では、これまで定量的に視覚化することが難しかった患者様の健康状況を、定量的分析に基づいた直感的なビジュアルでお客様の目で見て理解していただくことが可能になります。より理解をして頂いた上での治療を進めることで、インフォームドコンセントを徹底します。

  1. 安全性の向上
    医療現場において、安全性を向上させ医療ミスの可能性を極限まで低くすることは、レピュテーションリスクを低減するためにも非常に重要です。先端デジタル技術により術中の作業を自動化することで、人為ミスがなくなり、安全性が向上します。

 

【デジタル技術の影響を踏まえた当院の経営ビジョン】

 

「デジタル技術を十分に活用して、患者様・従業員双方に付加価値を産める医院へ」

 

急速に変化するデジタル技術は社会に大きな影響を与えるものであり、デジタル技術の有効活用の有無により企業の競争力にも大きな差が出ると考えています。

当院は2023年7月に開業したばかりであり、新規性の高いサービスをいち早く業務に組み込むことが可能な「若さ」を兼ね備えている医院です。当院ではデジタル技術を積極的に活用することで、当院サービスの提供価値の向上及びオペレーションの効率化を図ります。その結果、顧客満足度の向上、生産性向上分の従業員への還元、地域社会の医療水準の向上等を推進致します。

 

【経営ビジョン実現のための戦略】

  • 予約システム，電子カルテ，画像診断システム，StarFormer を初めとした、先端デジタル技術を今後さらに拡充していく

  • デジタルリテラシーを強化する従業員教育

  • 上記をより推進するための外部専門家との連携

 

【DX推進のための組織体制】

当院では、代表・院長の塩島聡がC I O（最高責任者）を務め、D Xを推進して参ります。また、D X推進室も設置し、従業員をその傘下に加え、D Xを強力に推進致します。