Operation手術
手術について
当クリニックでは以下の日帰り手術を行うことが可能です
すべての手術は経験豊富な院長が執刀しますその他の専門的な手術については、連携病院への紹介の上、緊密に連携し、実施いたします。
子宮内膜ポリープの
日帰り子宮鏡手術
子宮の中を極細のカメラ(子宮鏡)で観察して、
モニターで見ながら行う手術方法です
- 入院不要(日帰りでOK)
- 麻酔なし
- 痛みに配慮した手術
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子宮内膜ポリープとは
子宮内膜にできるポリープは大きさは数ミリから2センチ以上までさまざまです。
月経ではがれてくる子宮内膜にできるため、小さなポリープでも不正出血や過多月経の原因と考えられていました。また最近では、子宮内の環境や炎症の状態を反映していることが わかってきています。
ポリープがあっても症状がないことが多いですが、妊娠しにくい理由になったり、内膜のがんと区別が難しいこともあります。大きなポリープや、悪性(がん)が疑われる場合には切除して検査することが強く勧められます。
妊活中の検査として、ポリープがみつかることも少なくありません。妊娠を考える場合には着床の妨げになる可能性があるため、切除が勧められます。 -
手術・治療について
低用量ピル(LEP)などの使用で消失することもありますが、診断と治療の面からは手術での切除が勧められます内膜ポリープの治療では手術器具を用いて子宮内膜全体を剥がしてくる子宮内膜掻爬が日本では広く行われてきましたが、子宮鏡を使うことで、他の組織を傷つけることなくポリープの部分のみを確実に切除することができるようになってきました。これまで入院で行われていた子宮内膜の手術がクリニックで日帰りでできるようになってきています。
子宮筋腫など出血のリスクが高い場合などは、全身麻酔での入院治療や腹腔鏡を組み合わせた手術が必要になることがあります。その場合には専門施設へ紹介します。小さなポリープは超音波検査などでは発見しづらく、妊活中でなかなか妊娠しない方は、子宮内膜ポリープの可能性も疑われるため、一度検査を受けることをおすすめします
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子宮鏡(検査と手術)
子宮の内側を直接観察することで、内膜の状態をリアルタイムで診断することができます検査ではとても細い(直径3-4㎜)内視鏡を用いるため、麻酔薬などは不要で、通常の婦人科診察と大きな違いはありません。
検査で内膜ポリープを認め、切除が勧められる場合には日帰り子宮鏡手術をすることができます。手術時の痛みが気になる場合には鎮痛剤のほかに軽い鎮静を行います。
流産の手術
身体に負担の少ない
MVA (manual vacum aspiration) での手術を実施しています
流産手術は、掻爬器具を用いる子宮内膜掻爬と手動吸引法(MVA)の2種類の吸引法があります。
これまで日本では、掻爬器具を用いる子宮内膜掻爬が主流でしたが、国際的にみると現在でも子宮内膜掻爬で流産手術を行っている国は少数派で、より子宮内膜への負担の少ない吸引法が勧められています。
当クリニックでは、より安全性の高く子宮内膜の環境を大切にした手動吸引法(MVA)を採用しています。
流産手術の違い
手動吸引法(MVA) | 子宮内膜掻爬(D&C) |
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やわらかいカニューレを使用 | 金属製の器具を使用 |
子宮を傷つけるリスクが少ない | 子宮を傷つけてしまうリスクがある |
痛みについて
流産手術は軽い鎮静をかけて行います。痛みはわからないことが多いですが必要に応じて鎮痛剤などを追加で使用します。手術前に子宮の入り口を広げる処置をすることがあります。
腹腔鏡などの手術について
腹腔鏡などの手術については実施できる総合病院への紹介もしくは協力体制で実施します